2020年東京オリンピックに向けた取組み


東北花き園芸復興協議会は、
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた取組として、
京都市花き地方卸売市場にて2015年10月に開催された全国花き業界若手会主催の
ビクトリーブーケコンテストに参加しました。

ビクトリーブーケコンテスト



Q.ビクトリーブーケってなに??

A.オリンピックや各種大会などで勝者にメダルと合わせて贈呈される花束。
メダリストブーケなどの名称もあります。




福島県の伝統工芸品とお花の融合

「福島県の花きと伝統工芸品の融合」をテーマに
復興を世界へ向けてアピールしたいという強い願いから作品を制作しました。


ビクトリーブーケの花材・資材について

(シクラメン・上川崎和紙 )

ビクトリーブーケ

シクラメン
福島県東白川郡矢祭町 矢祭園芸様に
ご協力をいただきました。
矢祭園芸さんはシクラメンやカーネーションなどを
中心に、オリジナルの花の育種や、
生産を行なっています。
矢祭園芸のホームページ▶http://ysflower.jp

上川崎和紙
福島県二本松市(旧安達町)・上川崎地区で
漉かれている手漉き和紙を使用しました。
上川崎和紙は福島県の重要無形文化財に
指定されています。
平安時代の頃から珍重され、公の儀式や贈答用の
包み紙として用いられてきました。
素朴で暖かみのある和紙です。


シクラメン

ビクトリーブーケ製作

上川崎和紙を使用した立体的なブーケフレームに、
発色の良いシクラメンを組合せました。
発色の良いシクラメンに負けない様
上川崎和紙の素朴な風合いを裂くことによって
表現しました。
お互いの個性を引き立て合う事で素材の
新しい可能性が生まれました。




今後の取組み

コンテストでは入賞こそ逃しましたが、来場された300名を超える多くの花き業界関係者に
ご覧頂ける機会となり、大きな成果を挙げることが出来ました。
東北花き園芸復興協議会は、今後も福島を始め東北地方の特色を活用した
取組みを行って参ります。

東北花き園芸復興協議会




過去の取り組み




東北花き園芸復興協議会では、東北産花きを使用した、
新提案の啓蒙に取り組んでいます。


2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて


東北の花

東北花き園芸復興協議会では、東北産花きが2020年の東京オリンピック・パラリンピックで使用されるビクトリーブーケなどの花材として供給されるように、
東北産花きの持つ新たな可能性を啓蒙する必要があると考えました。
東北産花きの新たな需要を創出していく事を目的として、 復興庁「新しい東北」先導モデル事業を通して制作した新商品をお知らせします。